プログラミングを始めたいけど何からやればいいの?超初心者がまず踏むべき3ステップ

インターネットの普及により、最近では様々な仕事でコンピューターが活用されるようになっています。

メールやメッセージツールを活用したり、自分でサービスを開発したり、その活用方法は多種多様です。

そんな中、コンピューター技能の1つである「プログラミング」が注目されています。

なんとなく「プログラミングを学びたい!」と思っても、そもそもプログラミングって何なのかわからないし、勉強の始め方も知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回は、「プログラミングって何?」というところから、プログラミングを始めてみたい人が最初に踏むべき3つのステップをご紹介していきます。

プログラミングとは?

プログラミングはコンピューター技能の1つ

プログラミングとは「コンピューターに対する命令を順番に書き出して、一つのまとまった動作を作ること」を指します。

コンピュータ上のアプリケーションは、予め用意された「こういうときはこう動け!」という命令をもとに動作しています。

様々な機能・事象に応じて適切な反応が返されるように、必要な要素や順番を考えてコンピューターへの命令を作っていくことをプログラミングと呼んでいるわけです。

我々が普段使っているサービスも、プログラミングからできている

こうして聞くと「ITの最前線で使われている高度な技術」という印象をもってしまいそうですよね。

実は、FacebookやYoutubeといった我々が普段使っているサービスも、プログラマーたちが実際に開発したプログラムによって動いています。

そういわれると、プログラミングが少し身近な存在に思える気がしますね。

プログラミングが注目されている理由

IT化によってプログラミング人材は重宝されている

近年プログラミングが注目されている最も大きな理由は「日本国内のIT人材が大きく不足している」ということです。

2019年の経済産業省の調査によると、2030年には38万人のIT人材が不足するという予想がされており、プログラマーは今最も企業に求められている人材であることがわかります。

プログラミングスキルを持ち、ITの急速な発達に対応する人材が重宝されているのです。

自分で作ったサービスが世界を変えるかも?

FacebookやYoutubeといったITサービスは、今や世界中で使われ、人々のにライフスタイルに浸透しているといえます。

そしてこれらのサービスも元はといえば一人のプログラマーがプログラミングスキルを駆使して作ったものなのです。

プログラミングスキルも習得することで、手に職をつけることだけでなく世の中に大きな影響力を与える可能性を得ることができるのです。

プログラミングは難しい?

難易度は習得したいスキル・レベルによって差がある

プログラミングは専門技術ですから、理解すべきことは少なくなく簡単とは言えません

また、その難易度は習得したいスキルやレベルによって異なってきます。

現代ではプログラミングの学習教材や、ネット上の情報も充実しているため初歩的なスキルセットであればさほど苦労せず習得できます。

しかし、実際にサービスを作ったり、より高度なプログラミングをするとなると、より多くの知識や難しい理論に触れる必要が出てくるため、難易度は高くなってくるわけです。

プログラミング習得にはまとまった勉強時間が必要

難易度が上がれば上がるほど、プログラミング学習にはまとまった学習時間が必要になってくるのも事実です。

プログラミング学習に関わらず専門的な勉強には集中力が必要ですし、変化の速いIT技術をだらだらと学ぶことは理想的ではないからです。

もちろん個人差はありますが、プログラミングを始めたい!という方は、自分がどれだけの時間を勉強に充てることができるか検討することも重要になってくるでしょう。

プログラミングを始めるためのステップ① – 学習環境を整える

基本的にはパソコンが必要

プログラミングの勉強では、基本的にパソコンが手元にある必要があります。

一部の教材ではスマートフォンを使って勉強することも可能ではありますが、長期的にしっかり勉強したい!という方にはパソコンを用意することをおすすめします。

初心者のうちはものすごくハイスペックなパソコンである必要はなく、自分の経済的状況や見た目の好みを基準に選んだ物で充分です。

デスクワークのための環境があれば理想的

自宅で勉強するという方には、デスクとチェアを用意することをおすすめします。

私も仕事の関係で家でプログラミングをすることがあるのですが、座卓に着座で作業していると肩や首に疲れがたまってきます。

長時間パソコンと向き合うことになりますから、これを機にデスクワーク環境に投資してみるのもアリだと思います。

プログラミングを始めるためのステップ② – プログラミングでやってみたいことを考える

プログラミングにはたくさんの種類のスキルがある

一口にプログラミングといっても、IT技術にはたくさんの種類のプログラミング言語・ツールがあります。

プログラミングを始めるとき、「自分がプログラミングで何をやってみたいか」という基準で、たくさんの技術の中から勉強するものを決めることが重要です

例えば、ホームページを作るときに使う技術と、スマホアプリを作るときに使う技術は全く異なります。

勉強する技術を間違えると、「スマホアプリを作ってみたいと思って勉強してきたのに、いざ作ろうとなったらその技術じゃ作れなかった…」なんてこともありうるわけです。

これが、プログラミング学習を始める際にやってみたいことを考える必要がある理由です。

自分がやってみたいことが実現できるスキルを勉強しよう

とりあえず始める、でもいいのですが、特定の企業への転職やサービスのリリースといった大きな目標がある人は、自分がやってみたいことが実現できるスキルを選択して勉強していくことはとても重要です。

書籍やネットで調べる、プログラミングスクールにいって相談してみるなどして、自分の作りたいものにどんな技術が必要なのか把握してから勉強を開始しましょう。

プログラミングを始めるためのステップ③ – 学習教材を選ぶ

プログラミング学習の方法は多数用意されている

近年はプログラミング人材の需要増加もあって、たくさんの勉強方法があります。

ここでは代表的な3つの方とその主な特徴をご紹介していきます。

①プログラミングスクールに通う

特定期間の中でスクールに通いながら、プログラミングスキルの習得を目指して勉強する方法です。

いつでも質問できる環境があり、短期集中で学習しやすいのが特徴ですが、まとまった費用が必要になることが難点といえます。

②動画教材やゲーム式教材を使う

インターネット上にある動画教材サービスやゲーム式の教材に触れながら勉強する方法です。

費用や時間の面で融通が利くことが特徴ですが、教材によって理解度や知識量にムラが出やすいのが難点といえます。

③書籍を読みながら学習する

専門書を読みながら勉強していく方法です。

信頼のおける知識を取り入れることができることが特徴ですが、完全自学自習になるため挫折しやすいことが難点です。

このほかにも、様々なスタイルの勉強方法がありますので、気になったら自分でも調べてみましょう。

自分の学習スタイルに合わせて選ぶことが重要

プログラミングを勉強する方法はたくさんありますが、自分の学習スタイルに合った方法を選ぶことがポイントです。

じっくり集中しながらモレなく学びたい→質問ができるスクール
平日の夜と土日だけ集中して取り組みたい→時間の融通が利く動画教材
専門的な部分まで深く学びたい→書籍

というように、それぞれの手段の特徴と自分の理想的な勉強を照らし合わせてみることが重要ですね。

まとめ

プログラミングとは何か、今勉強することでどんなメリットがあるのかというところから、プログラミングの勉強を始めるための最初の3ステップをご紹介してきました。

IT化が進む社会において、プログラマーは最も安定感のある職種のひとつであり、自分の作ったサービスが世に出るという夢のある職業でもあります。

この記事を読んで「プログラミング始めてみたい!」と思った方は、ご紹介した3ステップから、是非プログラミングの世界に飛び込んでみてください。