「あぁ、勉強しないと…」と1日が過ぎてしまうあなたにモチベーションの保ち方を伝授!5つのポイントを押さえて1年目からライバルに差をつける

みなさんは、社会人になってまだ間もないと思いますが、勉強を続けていますか? 

人工知能、IoT、DX、e-Sportsなど、テクノロジーの進化のスピードはすさまじいものがあります。ただ変化の時代に流されるだけでいいのでしょうか。私はこの激しい流れに逆らわずに上手に泳いでいくためには、積極的に勉強して、上手に泳いでいくためのスキルを身につける必要があると思っています。

この記事が、読んでくれるみなさんのお役に立てれば、とてもうれしいです。

なぜ勉強するのか?

① 学生と社会人では目的が違う

学生時代は、大多数の人が勉強のための勉強が目的です。特に高校生まではそうです。いい大学に入ることが最終的な目的になっていることが多いと思います。
それに対して、社会人の目的はもっとはっきりしています。

直接的には、資格をとって給料をあげるためです。間接的には、スキルアップのためにでしょうか。そのほか学生時代にできなかったことや、最も興味のあるテーマ、分野をもっと深く突き詰めるといったことがあげられると思います。

いずれにしても、学生時代と比べて目的が明確に言葉に表すことができると思います。

② 考え方の選択肢を増やす

上記の目的は実利的なものですが、勉強の本来の目的は「考え方の選択肢を増やす」と考えています。つまり、一つのことで行き詰っても別の方法を考えられるということです。「押してもだめなら引いてみな」ということですね。一つの方法がダメだからと言って、「詰み」ではなく、別の方法を考えましょう。最後まであきらめてはいけません。

③ 長期的に考える

例えば資格が得られれば、そこで一旦終わりかもしれません。ですが社会人でいる時間は長い。死ぬまで続くと言ってもいいと思います。学生時代と違って、自分で選択した目的のために勉強することができます。私の学生時代の恩師から頂いた言葉に

「永遠に生きるかのように勉強し、明日死ぬかのように生きなさい」

があります。これはマリア・ミッチェルMaria Mitchell (1818-89)という女性で初めてアメリカ科学芸術アカデミーの会員となったアメリカの天文学者が残した言葉ということです。


勉強の目的は人それぞれだと思います。
ある意味、勉強することは、自分が自分でいることの確認作業なのかもしれません。実利的な目的も正しいですが、たまには本当の意味も考える時間を作ってほしいと思います。本を読んだりいろいろな人と出会って、その人から学んだり、自己実現するという方が正しいのかもしれません。

その意味で、なぜ勉強を続けるのかというモチベーションを維持していくことは非常に難しいと言えます。

モチベーションを維持するのは難しい

長期にわたる勉強の中で、なぜ勉強するのかというモチベーション(動機付け)を維持していくのは本当に大変です。ネットで調べると、モチベーション(動機付け)には2つの種類があるそうです。

(ア) 内発的動機づけ

内発的動機づけとは、目的に向かって行動することに、自ら意義を感じ本気でやりたいと思える動機づけをすることです。内発的動機により行動を始めることは難しいですが、モチベーションは維持されやすいです。

(イ) 外発的動機付け

外発的動機づけとは、「報酬がある」「怒られる」「減俸になる」など、なんらかの外因により動機づけをすることです。内発的動機づけと比較すると行動に移しやすいですが、持続するのが難しくなります。
従って、資格を取ったりすることは外発的動機付け、本を読んだりして自己実現を達成することは外発的動機付けと言えます。

おすすめの方法

① 小さい目標から始める

最初から大上段に構えてしまうと、大体続きませんし、何をやっていいのかわからなくなって途方に暮れてしまいます。なので、まずは目標をブレークダウンしてみましょう。例えば今日は参考書のこのページをやっつける。でいいと思います。とにかく無理なく続けられる目標を設定することが大切です。

② 1日の目標を決める

上と一緒で、勉強を続けられる量に分けるということが大切だと思います。一日の仕事を終えてから勉強する場合がほとんどでしょうから、多くのことはできないので、確実にこなせる目標を設定しましょう。

その代わり設定した目標は、確実に実行しましょう。ここが肝心です。自分との約束です。これを守ろうとする努力が自信につながっていくのだとも思います。もちろん突発的な事情で守れないこともあると思いますが、その時は逆にくよくよと悩まないことです。

そういうこともあるのが普通なので、割り切って考えるといいと思います。

③ オンとオフの切り替えをはっきりする

勉強する時は集中する、そうでないときは思い切って遊ぶなど、メリハリをつけることを心がけましょう。私は、社会人の勉強は続けることが大切と考えていますが、一方でずっとオンのままでは息切れすることも経験しました。

ちょっと勉強しては休むというようにだらだらするのではなくて、勉強する時はする、しないときはしないというように、合理的に時間を使いましょう。

④仲間を見つける 

勉強は自分ひとりでやるとなかなか続きません。私は情報処理の資格が取りたくてずっと勉強を続けてきました。その中で同じように勉強する仲間(グループ)を見つけることができ、楽しく勉強を続けることができました。

普段はFaceBookを通してつながっているのですが定期的に集まって勉強会を開催して、一緒に勉強します。まあ、その後の飲み会が主たる目的でもあったりするのですが。。。時には、先に資格を取った人が問題の解説をしたり、参考書を教えあったりしてお互いに刺激をもらいながら勉強を続けています。

そういうグループが身近になければ、FaceBookなどのSNSで探してみてもいいでしょう。私はFBが最初でした。また「StudyPlus」という学習総合サイトに登録して、同じように勉強している仲間を探すこともいいと思います。スマホのアプリにもなっているので探してみて下さい。

⑤ SKK法

そのグループの主催者の方から教わった、勉強を続けるコツをご紹介させて頂きます。

S・・・宣言する

自分が決めた目標を、何かの形で宣言します。FBでもいいし、誰かに言ってもいいです。見える形にして、いつでも振り返れるようにします。

K・・・行動する

  立てた計画に従って、日々の勉強を実践していきます。

K・・・記録する

実践した勉強の結果を、ノートやアプリを使って記録に残します。ここが肝心で、後で見直すことによって、努力の結果がわかるので自信にもつながりますし、あれば勉強の仕方の修正を行うこともできます。

最後に

いろいろ述べましたが、最強の勉強方法は続けることだと思います。目標は遠くても少しづつでもいい、努力を積み重ねて行けば必ず、実現すると信じています。私も含めてですが、頑張っていきましょう。