LP制作とはどんな仕事?LP作成のコツから案件獲得方法まで解説

プログラミングスキルを生かして副業を考えている人や、フリーランスを目指している人が案件を探していく中で、「LP制作」という言葉をよく目にしませんか。聞いたことがあるけど、具体的に何をする仕事なのかわかっていない人も多いのではないでしょうか。

今回はLP制作について解説していきます。

1、 LP制作とは

LPとはランディングページのことを指します。ランディングページとは、WEB上での検索や、広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことです。例えば、このページも検索方法次第ではランディングページに当てはまります。

ただ、一般的に仕事として使われているのは、広告用のランディングページを指すことが多いです。

広告用の場合は通常のページと異なり、実際の商品の注文や、予約、申込みなど実際の成果に結びつくことを目的としています。LP制作はこういった広告用のランディングページを作成する仕事なのです。

2、LP制作に必要なスキル

実際にLP制作にあたりどのようなスキルが必要なのでしょうか。

必須のスキルはHTML、CSSです。これに加えて、PHPなどの言語や、Photoshopなどのデザインツールもできれば他との差別化ができるでしょう。

またLPは販売に直結するページです。マーケティング知識がある事で、仕事の獲得の幅が広がります。

参考 学習ツールの紹介

これから勉強を始めるという方向けにHTMLやCSSの学習ツールを紹介します。

Progate(https://prog-8.com/

HTMLやCSSの基礎を無料で学ぶことができます。実際にブラウザ上でコーディングを進めていき、記述したコードはプレビューでリアルタイムに表示されるので初めての方にも非常にわかりやすいサイトです。

ドットインストール(https://dotinstall.com/

こちらも無料で学べる学習サイトです。
動画を見ながら進めていくので、お手軽に継続しやすいサービスです。

3、LP制作の流れ

では実際の案件はどのように進んでいくのでしょうか。
LP制作案件の流れを説明します。

  • サイトのイメージの確認
  • デザインの確認
  • コーディング
  • 納品

以上が簡単にですが、案件の一連の流れになります。
順番に説明します。

サイトにイメージの確認

どのようなサイトにするのか、サイトのコンセプトや、目的などをクライアントに確認します。そのサイトで何を実現したいのかをしっかり認識することで、サイトのデザインも変わってきます。

デザインの確認

どういったデザインのサイトを作るか、デザイン案やテンプレートを使って確認します。ここでデザインが決まったら形にしていきます。

コーディング

決まったデザイン通りにサイトを作っていきましょう。
この工程でLPが出来上がります。

納品

上記の工程を完了して納品となります。

今回は4段階に分けて説明していますが、案件によってデザイン案はあらかじめ決まっており、コーディングの部分だけを担当する場合も多くあります。

4、LP制作のコツ

いいランディンページを作るためにはどのようにすればいいのでしょうか。
ここではLP制作のコツを3つご紹介します。

① 成果を明確に決める

先述した通り、ランディンページの目的は、実際の成果の獲得です。そのランディングページで、ユーザーにどのような行動をしてほしいのかを明確に意識しましょう。

これがあるとないではLPの出来が大きく変わり、逆に意識したページを作成できれば、クライアントからの評価も上がり、次の案件の獲得や単価のアップにもつながります

② 見込み客を設定する

成果を決めるたら、次は見込み客を明確にしましょう。成果を上げるためにはどんなユーザーをターゲットにするべきなのか、性別や年代、趣味趣向などできるだけ具体的にしていきましょう。

例えば20代の女性に向けてなのか、50代の男性に向けてなのかでサイトのデザインも大きく変わると思います。

③ テスト、改善を繰り返す

上記の2つを踏まえて必要なコンテンツを考えながら、実際に作成してみて、修正を加えていきましょう。テストと改善を返すこととがいいLP作成への近道です。

5、案件の獲得方法

ここまでLP作成の流れ、作成方法について説明してきましたが、最後に案件の獲得方法をご紹介します。

クラウドソーシングを利用する

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の依頼者と受注者を繋ぐサービスです。代表的なものとして、クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどがあります。

こういったサイトに案件の募集があるのでそこに応募して案件をとることができます。

直営業をする

SNSを利用したり、テレアポやメールを活用して自ら営業する方法です。この方法は一定以上のスキルがあり、自分で案件を回せる人でないと難しいですが、高単価な案件も受注できる可能性があるのでおすすめです。

エージェントを活用する

フリーランス版のエージェントがあります。これに登録すると、エージェントが仕事を繋いでくれるので、自ら営業する手間が省けます。ある程度の実務レベルが必要ですが、一人では出会えない案件を紹介してもらえることもあります。

6、まとめ

今回はLP制作に関しての全体像を解説しました。今はホームページを持たない企業はないといってもいいくらいで、これからもその流れはどんどん加速します。今後はWEB上で商品を販売する企業もますます増え、ランディングページの需要も増えていくので、これからフリーランスを目指す人にはねらい目の仕事かもしれません。