プログラミング≠文系?思い込みは損でしかない…!文系でもプログラミングが出来る理由を解説してみた

将来どうしよう?「安定しているプログラマーになりたい」、「やっぱり就職・転職の潰しが効く」でも文系出身だし…といったことをよく聞きます。

その気持ち痛いほど分かります。私も就活中はずっとプログラマーになりたい…でも…文系だし…とずっと悶々としていました。

しかし、そんな心配は不要です。プログラマーは理系ばかりではなく実際に調べてみるとプログラマーの40%ほどは文系出身です。そして数学などといったことは全く必要なく算数ができれば十分プログラミングは出来ます。

その理由を何個か詳しく挙げます。そして勉強方法も挙げるので参考にしてほしいです。

数学ではなく算数

プログラミングは積分や微分といったことは滅多に使いません。使うとしても算数レベルなので「文系だから」だとか「計算が苦手」といったそんな心配事は必要ありません。

そして算数ができて簡単なプログラミングが出来るようになってきてから数学を覚えて使うといったことをしても全く構わないと思います。ですから初めてすぐ数学的思考が必要になることはないです。

読解力が大切

プログラマーは読解力がとても大事でよく必要になる場面があります。
例としてシステム詳細図をとりあえず大枠で渡されて作成に取り組まされることも多々あります。

そんなときに読解力が役立ちます。相手がどんなものを求めているのか。何を作ってほしいのかといったことを読み取る力ですね。この読解力という力があるだけで困る場面が一気に減ります。

もし読解力に自信がないとしても本を買って読むといったことやネットに落ちている文章を考えながら読むだけでも読解力はどんどんついていきます。

論理的思考能力が大事

文系からプログラマーに興味があり調べている人ならば論理的思考能力という言葉はよく見ることがあると思います。

論理的思考能力と聞くと難しそうだと感じると思うかもしれませんが、実際にやる論理的能力というものは例えば次の図のようなものを作ることができれば大丈夫だと思います。

こんな風に図を作ることができれば論理的思考能力といっても極端に難しく心配するということもないです。

英語力

プログラミングを「書く」、「見る」、「調べる」全ての動作をするために英語力といったものはほぼ必須であると思っていいです。

私の経験談なのですが会社に勤めている時にプログラミングで困ったことがあり、誰にも聞けない状況で仕方なくググっていたのですが知りたいと思った情報がどこも英語のページばかりでとても苦労したことがあります。

上記の経験があってから簡単な英語は読めるようにしようと決意しました。
そういうこともあるので英語力というのはとても大事であると断言します。

他に誰かが書いたプログラミングコードを読むといったことでも理解できない場面が多々ありますが英語が読めるだけで理解は進みますし、英語力があるだけでコードを書くといった難易度がとても下がると言えますね。

もちろん海外で働くことも今後視野に入れているのであればなおさらコミュニケーションツールとしても英語はかなり役に立つはずです。

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忍耐力

プログラマーはエラー(バグ)との付き合いがとても長くなります。どんなに天才的なプログラマーでもエラーには遭遇しますし、手をこまねくことが多いです。そしてそのエラーと付き合っていけるだけの忍耐力を持っている(手に入れる)ということはもう半分プログラマーになる才能があるようなものなのです。

またIT業界自体、技術の進歩が凄まじいため忍耐力を持ち勉強を率先して行うということは自らが一人前のプログラマーなることにも必要であることなので忍耐力は大切です。

検索能力が重宝される

プログラマーで検索能力はとても大事です。本当に大事です。
困ったときは人に聞くことが一番ですが独学で勉強するとき、周りが頼りにならない時、誰にも頼りたくない時などといった場面は意外とあります。そんなときに検索能力が重宝します。

検索能力がないだけでエラーの解決方法などが全く分からず先に進めなくなることや見たことのない処理が読めないといったことに陥ります。この状況になると焦りなどいった精神が蝕まれることにもなるので検索能力は上げといて損はないです。

まとめ

文系でもプログラミングが出来るという理由を挙げてきました。
プログラミングというのは理系だけが出来るものという概念は全くの間違いで文系でもプログラマーにはなれるということが理解してもらえたと思います。

いままでつらつらと文系でもプログラミングが出来るといった理由を書いてきましたが一番大事なのは今自分がプログラマーになりたいという意志があるかどうかだと思います。

その点この記事を読んでいる文系でありながらプログラミングに興味がある方、プログラマーに飛び込もうとしている方に出来ないことは決してないはずです。