今回は、小学生でも簡単に学ぶことが出来るプログラミングについて紹介していきます。現代社会のAIや車の自動運転などは、かなり進歩していっています。
今の子供たちが将来、社会で生きていくために必要になってくるプログラミングをわかりやすく解説していきたいと思います。
なぜ、小学校でプログラミングの授業が必須になったのか?
小学校でプログラミングの授業が必須になった理由は、いくつかあります。
- 第4次産業革命やグローバル化に対応する人材を育てる
- 人工知能(AI)などのテクノロジーの進化で、職業が無くなる可能性がある
- 現在、学校で教えていることが将来、社会に出たときに通用しないのではないか
では、いつから必須になるの?
新学習指導要領において、小学校では2020年度から。中学校では、2021年度からプログラミングの授業が必修化されることになっています。
「何年生からなの?」と思われる人がいると思いますが何年生から始まるという決まりはなく、低学年も含めてプログラミングの授業が必修化されます。
しかし、こんな意見もたくさんあります。
- 日本人だから日本語をしっかり勉強するべき!
- 将来プログラマーになるわけではないから必要ない!
- プログラミングよりExcelやWordなどの使い方を教えるべき!
このような意見が出てもしょうがないですね。
でも、今の子供たちが将来生きていくためには必要な知識になっていくはずです。
小学校で学ぶプログラミングの難易度
プログラミングと聞くと英語しかない!文字だらけ!数字だらけ!
とイメージする人が多いと思います。しかし、そのようなイメージはもう10年以上も前の話です。
多くの人がイメージしたプログラミングはこのようなものです。
こんな感じで「英語だらけで理解できない」だと思います。
しかし、現代では小学生でプログラミングを習ってる子もいます。その子たちを見ると、「すごい!」「英語、数字、記号ばっかりで大人でもわからないのによく理解できるなぁ・・・」と思われる人も多いと思います。
それは、全くの誤解です。
現代のプログラミング教育は、もっと分かりやすく、小学生でも理解しやすいように進化しています。今はこんなイメージです。
どうですか?難しい英語、記号などは見当たりません。すべて日本語でプログラミングを作成することもできるんです!
「すごい簡単!」「とってもわかりやすい!」「自分たちの時代もこんな感じだったら」と思う人がたくさんいます。こんなに簡単だと、プログラミングを全く勉強したことない大人の方でも楽しく学ぶことができます。お子さんがいる家庭なら、お子さんと一緒に楽しく学ぶことができます。
なので、小学校で学ぶプログラミングは難しくないものです。
小学生でも楽しく学べるアプリ・Webサイト
「一日でも早く、我が子にプログラミングを学んでもらいたい」という親御さんのために、親御さんも一緒に楽しく学べるアプリ・Webサイトを2つずつご紹介します。
アプリで学ぶ場合
1つ目は、ScrarchJrというアプリです。
このアプリは、直感的に操作できる低学年向けのアプリです。
ScrachJrの特徴
ScrachJrは5歳~7歳くらいまでのお子さんを対象にしたアプリです。アメリカのマサチューセッツ工科大学で作成された実績あるアプリです!
このアプリは、低学年の子供向けのため文字は多用せず、矢印などの図形をふんだんに使っているため文字がまだ読めないお子さんでも楽しく学習できます。特にデザインやキャラクターについては幼い子供の感性に合うように作られています。
ちなみに、アプリは無料でインストール可能です。しかし、iPadのみでの対応となりますので、スマートフォンでは学ぶことができません。
2つ目は、LightBotというアプリです。
このアプリは、ロボットに指令を出してステージをクリアしていくアプリです。
LightBotの特徴
LightBotは6歳くらいからの子供を対象にしたプログラミング学習アプリです。現在は日本語に対応していなく、すべて英語表記となっています。
ただし、矢印や回転などの図形の操作がメインです。文字が読めなくても遊び感覚で学習できます。ScrachJrと同じで、直感的にできるので、プログラミング入門にはオススメのアプリとなります。
このアプリは無料でインストール可能です。対応機種は、iOS/Androidの両方に対応しています。
Webサイトで学ぶ場合
1つ目は、Hour of Codeです。
Hour of Codeは全世界で1億人が利用するプログラミング学習サイトです。
アメリカのCode.orgという非営利団体が主催しています。なんと!あのアメリカのオバマ元大統領やMicrosoftの創設者であるビル・ゲイツも支援している団体です。
Hour of Codeの特徴
世界的に有名なHour of Codeは日本でも活動しています。現在では、Hour of Code内のコンテンツは日本語化されていて、英語が読めない子供でも十分に学習することができます。
年齢別に学習サービスが分かれていて、「幼児向けの簡単なブロックゲーム」「アナと雪の女王」とコラボしたコードを書くゲーム(小学2年生向け)」などがあります。
アナと雪の女王とコラボしてると聞いたら、女の子でも楽しくプログラミング学習ができますね! 対象年齢は、4歳~108歳までだそうです。幅広いですね。https://hourofcode.com/jp/learn (Hour of Code)
2つ目は、Scrachです。
Scrach?あれ、どっかで聞いたな?て思う人もいると思います。そうです、先ほどアプリで学ぶ場合のところでも紹介した、ScrachJrの正式版です。
Scrachの特徴
ScrachはJrの方と比べて対象年齢は9歳~16歳なので高学年からになりますが、実際は、幅広い年代の学習教材で活躍しています。
日本語も対応していて、設定で「ひらがな」のみの表示も可能になります。これなら、9歳の小学生でも、簡単に学習できます。
https://scratch.mit.edu/ (Scrach)
オススメの勉強方法
私がオススメする勉強方法としては、パソコンを利用して先ほどご紹介した、Hour of Codeのサイトで学習することをオススメします。なぜなら、学校ではパソコンを利用してプログラミング学習をしていくので、家庭にパソコンがあればそちらを利用したほうが同じ操作なので、学校でもスムーズに学習することができます。
しかし、学校でも同じサイトを使うとは限らないので、いろんなサイトを利用しましょう。「家にパソコンがない!」という方はスマートフォンで学習していけます。
現代の子供たちは、パソコンよりスマートフォンの方が、操作方法などがすぐに理解できかもしれないので、スマートフォンの方が良いという方は、LightBotを利用してプログラミングを学習していきましょう。
まとめ
今回は、小学生でも簡単に学ぶことができるプログラミングについてご紹介しました。
この記事を見て、是非我が子にもやらせてみたい!一緒に学習したい!と思ってくれたら幸いです。これから、必須となっていくプログラミングは、未来の優秀なプログラマーを育てるだけではなく、社会で生きていくために必要となってきます。
現在、20代の年代では、スマートフォンが発達していてパソコン利用する人が少ない年代となっています。将来あなたのお子さんが、世界中で活躍するプログラマーになるかもしれないのです。私自身も、一人でも多くのプログラマーが増えることを願っています。
大人の方でも楽しむことができるプログラミング学習なので、お子さんがいるご家庭は、是非一度お子さんと一緒に学習してみましょう!