1度勉強して満足してはいけない…?プログラマとして働く限り一生勉強はつきまとうのか

昨今話題になっているプログラミング、そのプログラミングを行っているのがプログラマです。

 「プログラマに転職したい」

 「IT業界に就職したい」

 人気職業ランキングでも上位にランクインしてくるプログラマですが、仕事で使うプログラミングスキルは1度勉強すればずっと使えるのでしょうか?

 今回はプログラマと勉強について解説していきます。

結論「一生勉強した方が良い」

いきなり結論から申し上げると、「一生勉強した方が良い」という結論になります。そもそもプログラマに限らず、技術職に従事する人は業種によって必要な勉強量は変わってくると思いますが、大体勉強の積み重ねが必要なのではないでしょうか。その中でもプログラマは割と勉強量も多い部類に入ると思います。

プログラマが勉強した方が良い理由

1.技術革新のスピードが早い

クラウド、VR、AR、5Gなどなど多種多様な技術革新が日々起きていてそれらを用いたサービスが提供されています。プログラマは、Web系、組み込み系、アプリケーション系など区分けされていて、自分の分野に関する技術をキャッチアップしていかなければなりません。

2.プログラム言語はアップデートされたり、新しい言語が登場してくる

今まで使用していたものよりバージョンアップしたものが出てくると、新機能が追加されていたり、今まで推奨されていたやり方が新バージョンからは変更されていたり一気にガラッと変わったりすることもあります。さらに、業界によって技術の流行り、廃りのスピードが変わってくるので早いスピードで変わっていく業界だと技術の習得、キャッチアップは大変かもしれません。

  また、新言語が登場し会社の方針として新言語を用いた開発を行う!なんて方針になれば嫌でも勉強しなければいけませんよね(笑)こんな話は急にではありませんが、普通にある話です。

3.プログラミング以外の基礎知識を学んでおいた方がよい

プログラミング以外の知識でプログラマが一番身近な基礎知識となるとインフラ系の知識です。オペレーティングシステム、ハードウェア、ネットワークなどこれらを知っておいて損はないでしょう。むしろ、今あげた知識の基礎くらい知っておかないとプログラマとして業務を行う中で弊害も出てくるのではないでしょうか。

  また、プログラマのステップアップとしてはSE(システムエンジニア)になることも1つの選択肢としてあります。人と接するコミュニケーション能力や、マネジメント能力などプログラマ時代から準備しておかなければいけない知識もあります。そういう意味では、自分の思い描くキャリアパスに必要となる勉強も常日頃から行なっていなければなりません。

4.不変的なスキルも存在する

アルゴリズムスキル、デバッグスキルなど、どの言語を使用する際にも使える技術です。これは極めるという意味では勉強の積み重ねが必要になりますが、1度身に付けば言語に依存しないスキルなのでどの場面でも使い回すことができます。

初学者におすすめの勉強方法

1.オンライン講座で勉強する

無料だとドットインストール、有料だとUdemyやProgateなどが有名どころです。他にも新しいプログラミング学習の教材やサイトがいくつもリリースされています。オンライン講座で学ぶメリットとしては、体系的に学べることです。授業風にコマ割りになっていたり、Web開発専用のコースなど順を追って学習できます。

2.プログラミングスクールに入会する

プログラミングスクールで学ぶメリットとしては、体系的に学べるのはもちろん、講師のサポートを受けることができる点です。エラーが出た時どうしても分からなければ相談できます。デメリットとしては他の学習方法に比べて圧倒的に費用がかかるところです。ただ、高額な費用を払ってることを理由に自分を追い込むには良い方法かもしれません。

3.書籍で勉強する

書籍を用いての勉強方法はただ読み進めるのではなく、手を動かすことが重要です。また、ゴール(目標物)を決めて進めていくと機械的にならず、記憶にも定着させやすくなると思います。

4.YouTubeで勉強する

現役エンジニアがYouTuberとして活動しているチャンネルがたくさんあります。ただし、玉石混交なので注意が必要です。また、上記した学習方法に比べて体系的ではなく局所的に講義されている動画が多い印象です。

まとめ

プログラマと勉強についてお分かりいただけたでしょうか。
冒頭でも述べましたが、技術者は日々勉強するものだと思います。しかし、必ずしも時間をかけて勉強していることが良いことだとは言えません自分に合った勉強方法を確立し、効率よく知識を吸収していきましょう。