パソコンの勉強をし始めた人もしくは社会に出てから「ハードウェア」と「ソフトウェア」という言葉をよく聞くようになったと思います。もしくはパソコンと関連していなくてもハード類、ソフト類といった区分けなどを聞いたこともあるでしょう
この言葉、人に聞くと意外と分からない説明をされることが多く困惑することが多いかもしれません。筆者も最初に分からなくて質問したら理解しづらい言葉で説明されて頭がオーバーヒートしてなにも入ってきませんでした。
他にもいるであろうそんな方々のために、具体例や図などを用いてなるべく簡単に誰でも理解できるよう説明していきたいと思っています。
その他にもハードウェア、ソフトウェアに関連した言葉も軽く説明していきます。
ハードウェアとはなんなのか
最初にハードウェアについて説明していこうと思います。
ハードウェアとは、結果だけを簡単に言うのであれば「実際に存在しているもの」、「目に見えるもの」、「形が分かるもの」といったものが呼ばれています。
実際に具体例を挙げるならば、いまあなたが持っているであろうスマートフォン、もしくは見ているモニター、スキャナー、プリンター、キーボード、マウス、ハードディスクといったものがあります。
言い換えるならば人間でいうところの身体にあたるところです。しかしハードウェアはただの「物」でしかなくこれだけではなにも意味を持ちません。人で言うならば意識や神経などといったものを持っていない状態であり動きません。
ソフトウェアとはなんなのか
ハードウェアが入れ物であるならばソフトウェアはそれを動かす中身ということです。人間の身体でいうならば意識・神経・知識といったものになります。
しかしこれだけでは中身しかないので動かすことも認識することも出来ません。
ざっくりとソフトウェアについて説明しましたが、このソフトウェアにも2種類あります。パソコン用とスマホ用のソフトウェアです。
又、目的によって使われる、入手できる場面が違うソフトウェアもあります。
・システムソフトウェア
システムソフトウェアは、電子機器などといった基本的な制御を行うソフトウェアでパソコンの基本的な操作をするためのソフトウェアでもあります。
・アプリケーションソフトウェア
ある目的(資料作成など)などを遂行するために作成されたソフトウェアで、アプリケーションソフトウェアの種類として、企業や組織のために作られたものや個人でも手に入れられる、有料もしくは無料で配られているものを指します。
ファームウェアとは
これより先のファームウェアとメディアに関しては少し理解しづらいかもしれないですので読み飛ばしていただいても大丈夫です。
あまり説明はされずに聞き覚えもないと思いますが、パソコン関連でここにたどり着いた人は上記のハードウェアとソフトウェアだけではなくもっと深く知りたいといった人に説明しようと思います。
ファームウェアというのは、ハードウェアを動かすための「組み込まれている」プログラムのことです。
もっと説明するならば、ハードウェアにはソフトウェアが入っている。じゃあそのソフトウェアを動かしているものは?となるとファームウェアになるわけです。
この読み込みはPCのBIOSが行っております(BIOSの説明に関しては省略します)。
「メディア」とは
ソフトウェアは形がなく見えないなので持ち歩くことは基本できないです。しかしメディアがあれば写真やその他データを持ち運ぶことができます。
簡単な例として挙げるならばみなさんが良く使うであろうUSBといったものもメディアと扱われます。
いうならばメディアとは入れ物であり、これがなければソフトウェアを持ち運ぶ際に、パソコンごと持ち歩いたりしなければならないわけです。
ハードウェアとソフトウェアの関係性
ハードウェアとソフトウェアについて説明をしてきましたが、結局のところハードウェアとソフトウェアは二つで一つの存在です。
ハードウェア単体だけでは単なる「物」であり動きません。しかしソフトウェアだけでも認識できず動きません。
どちらか片方でも欠けるだけで何もできなくなってしまいます。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
ハードウェアとソフトウェアについて少しは理解してもらえたでしょうか?最後に今回の簡単なまとめを出します。
- ハードウェアとは入れ物であり、人間でいうならば身体の部分
- ソフトウェアとは中身であり、人間でいうならば神経・知識の部分
- ファームウェアとはハードウェアに入っているソフトウェアを動かすためのプログラム
- メディアとは写真や動画などといったデータを持ち運ぶための入れ物であり、USBなどといったものもこれに該当する